2011年1月3日月曜日

育児休業を終えて

11月15日から休みに入って1ヶ月半くらいの期間が経ちました。
明日1/4から復職します。
いろいろ考えたこともあり、これまでもいくつかメモ程度にBlogで書き込んでいましたが、いろいろありながらも「いい時間を過ごせた」ということができます。
また、気づいたときに色々アップしようと思いますが、まず一つだけいうなら、確実に視野は広がったと思います。
何でも、のめり込むと視野がぎゅーっと狭くなって、更に視野が狭まっているから自分の視野が狭くなっていることにも気づかなくなってしまいがちです。
皆さんに身近な経験で読みかえてくれたらいいですが、Iyokiyehaの経験では、合気道の乱取りがしっくりきます。近い間合いで組み合っているときには、相手の一挙一動ばかりに反応してしまうのですが、一旦組み合いから離脱できると、相手のことがよーく見える、これまで如何に無駄な動作を繰り返していたのか気づいた、みたいな。
主婦である妻の苦労をよく知ることができて、第二子だけでなく、第一子の成長の最前線にいることができ、近所付き合いや、近隣施設の利用を通して、改めて職業人としての自分を相対化することができたように思います。
家事の段取りと優先順位の付け方などは、そのまま仕事に応用できそうですし、そもそも家族の存在が全ての基盤になっていることにも気づきました。父親としてやるべきこと、職業人としてのキャリア形成、力量形成についても考えを巡らせることができました。
併せて、制度そのものに対して感じることや、社会的な注目度についても考えるところがありました。
これらについては、今後も少しずつ書いてお知らせします。今日はとりあえず、復職前日に振り返って思うこと、「育児休業とってよかった」と胸張って言えるということを、御報告させていただきます。